飯田橋駅からすぐ近く、神楽坂の「中華蕎麦 きみの」を訪問
飯田橋駅を出て、神楽坂に入ってすぐ脇道に入った路地裏にひっそりと立地する「中華蕎麦 きみの」を訪問。
昼時で店内は満席だったが、並びはできていなかったので少し待ってから入店。
8席のカウンター席のみで店内はかなり狭い。
券売機で食券を購入するスタイル。
中華蕎麦とご飯もののランチセットを購入。
980円。
看板メニューの中華蕎麦は、塩と醤油の2種類があるようだが、この日は塩を注文。
普通盛りと大盛りが同じ値段で選べるのも嬉しい。
もちろん大盛りにする。
中華蕎麦 塩は4種類の塩を使用、醤油は店主の出身地である宮城の醤油を使用されているということで、どちらにもこだわりが感じられる。
セットのご飯ものは日替わりとあったが、毎日一種類が決まっているのではなく、いくつかの中から選べるようだ。
この日はチャーシュー丼、炊き込みご飯、チーズ飯、オリーブ飯などがあるとのこと。
店外で待っている時から、メニューにあるオリーブ飯というものが気になっていたのでこれに決めた。
店主と奥さんの二人で切り盛りしているようだが、非常に感じが良いのも好印象。
店内には女性の一人客もチラホラ。
待つこと5分ほどで「中華蕎麦 塩」が着丼
透き通ったスープは、大山地鶏、香味野菜、節系の魚介、昆布、椎茸を時間をかけて煮込んだという出汁。
あっさりして雑味がなく美味しい。
無化調ということで優しい味だ。
麺は三河屋製麺の全粒粉麺。
細麺でスープとの相性もバッチリだ。
チャーシューは小振りではあるが、口の中でとろけてしまうほど柔らかい。
そして後追いでオリーブ飯が着丼。
茶碗によそわれたご飯の頂上に梅干しのごとく乗ったオリーブがなんともシュール。
食べてみると、これがまた旨い!
塩気は抑えられているのだが、口の中にオリーブの香りが広がり最高だ。
そして塩ラーメンとの相性も抜群。
塩ラーメンを出す店は全店で導入した方が良いのではないかと思えるほど。
オリーブの新漬けを昆布と塩で炊き込んだシンプルなご飯とのことだが、こういった美味しいものを初めて食べた時というのは嬉しい気分になれる。
優しいスープとはいえ、身体にはあまりよくないとわかっていながら結局スープまで完飲してしまった。
G系ばかり好んでしまうのだが、やはりハイレベルなあっさりラーメンは旨いのだと感じさせられた。
再訪アリ。