御徒町駅から末広町、秋葉原電気街にかけての大通り沿いに立地。
ラーメン豚山は二郎系ラーメン店としてチェーン展開しているようで、立派なホームページもある。
東京から神奈川にかけて現時点で9店舗もあるようだ。
座席はカウンターのみ。
平日20時頃の訪問だが、並ばずに着席することができた。
退店時には店内に待ちができていたので人気店なのだろう。
タイミングが良かった。
券売機で食券を購入するスタイル。
メニューはラーメンと汁なしラーメン、つけ麺の大きく分けて3種類。
この日の気分で汁なしラーメンに決めた。
小ラーメンが780円で、汁なし、またはつけ麺にする場合プラス100円の食券を購入する必要がある。
トッピングも生卵に味玉、ネギやニラなど充実している。
その中に「肉かすあぶら」という聞き慣れないものがあった。
50円と手頃だったのでこれも注文することにした。
二郎同様、ニンニク入れますか?のコールで無料トッピングの希望を伝える。
ヤサイマシ、ニンニクマシで注文。
面白いのが、お店のTwitterアカウントから日替わりの無料トッピングが呟かれているようで、コールの際に「アレ」と付け加えることでその日の無料トッピングが追加できるというもの。
なんだか常連でないとハードルが高そうだが、カウンター席にもその貼り紙がしてあったので、誰でも注文できるようで良心的。
「アレ」は店舗によって毎日異なるようで、花カツオ、なめ茸、紅ショウガ、海老ジュレ、鬼おろし、赤揚げ玉、ニンニク味噌、カレーなどがローテーションしているようだ。
大きく味変しそうなものもあるので事前にチェックしておいた方が良さそうだ。
この日は初訪問だったので「アレ」は避けておくことにした。
待つこと7、8分で汁なしラーメンが着丼。
ヤサイのてっぺんに乗った卵黄を溶きながら豪快に混ぜていく。
平打ち太麺はつるっとした見た目だが、噛むとほどよくコシがあって旨い。
麺固めならさらにワシワシ感が楽しめそうだ。
食券を渡す時に伝えれば麺固めにしてもらうことも可能。
味付けも二郎系としては好みの味だ。
これは二郎系としては確実に当たりの部類。
そして目玉は厚切りチャーシューだろう。
小ラーメンでも2枚乗る厚切りチャーシューは柔らかく、ホロホロした食べ応えのあるものだ。
二郎系でチェーン展開している「ラーメン大」と比べたらチャーシューでは豚山が圧勝だ。
今回は汁なしラーメンであったが、きっとラーメンも美味しいに違いない。
サイドメニューで注文した「肉かすあぶら」は小鉢に入って提供された。
チャーシューの端切れとアブラを和えたものだろうか。
そのままでもいける。
ボリュームも申し分なく、満腹になることができた。
しかし、一点残念だったこともある。
店内がトイレのような匂いで臭かったのだ。
入店時から感じていたが、これにはテンションが下がってしまった。
台布巾も長く交換されていないのか、異臭を放っていた。
この日はたまたま行き届いていなかっただけかもしれないが、衛生面は改善してほしいと感じた。
ただし、味は抜群に良かったのでこの辺りの改善を期待しつつまた訪れたい。
次はラーメンにしよう。
再訪アリ。