秋葉原と神田の中間あたりに立地。
アニメ調の立て看板が目印。
店舗へは階段を地下へ下る。
カレーはライス派だ。
特に硬めに炊かれたターメリックライスを好む。
この店にはナンがなく、ライスのみ。
しかもターメリックライスである。
基本のカレーとライスのセットだと、カレーが何種類付くかで値段が変わる。
シングル、ツイン、トリプル、メガ盛り(トリプル且つライス2倍)という選択肢。
メガ盛りに興味はあるが、初めての来訪だと通常のライスの量がわからないのが悩ましい。
グラム表記は見当たらず。
盛り付け写真はあるが、皿の大きさがわからないのであまり参考にならない。
ライス大盛りプラス50円という手段もあるが、メガ盛りでも価格はほとんど変わらない。
結局、券売機でメガ盛りを注文。
950円。
ドリンクやサラダなどはつかない。
カレーソースを三種類選べるが、インドカレー的なものだけでなくグリーンカレーもあるようだ。
この日は看板メニューのチキンカレーが完売。
残念だがポーククルマカレーとチキンキーマカレー、期間限定のトマトポークカレーを選択。
クルマカレーとはKurmaというインド特有のカレーらしい。
こじんまりした店だが、スタッフは一人。
番号を呼ばれたらセルフサービスでカウンターまで受け取りに行くルール。
カレーは見るからに本格的なインドカレーだが、店員さんは日本人で店内にインドっぽさは皆無。
というか、壁一面に声優や漫画家、タレントのサイン色紙が並んでいる。
秋葉原からほど近い土地柄だろうか、漫画やアニメと何か縁があるのかもしれない。
どちらかというと女性向けアニメ寄りなのだろうか。
女性客もチラホラ。
ポーククルマとチキンキーマを日本向けの味付けだななどと思いながら余裕で食べ進めていたが、最後のトマトカレーが段違いに辛い。
辛いものは得意な方だと思っているが、これは美味しいと思える範囲を超えていた。
余程な辛さを求める人以外は避けるべき。
ポーククルマはヨーグルト感のある甘口のカレーだが好みの味。チキンキーマも和風と思えるような味付けで食べやすい。
量はというと、メガ盛りにして正解だった。
カレーとライスのみなので順調に食べ進めて適度な満腹感で完食。
大盛りでは少し足りなかったかもしれない。
インド人の経営するようなインドカレー屋はライス食べ放題の店も多いが、総じて盛りが良くないので複数回おかわりすることになる。
回数を重ねるとさすがに気が引けてしまう。
始めからデカ盛りで食べられるという点は有難い。
際立って美味しいといった感動はないが、味、ボリューム共に満足感はある。
食器とトレーを返却口に戻して退店。
再訪アリ。